【続報9】WHOが人間に感染する新型鳥インフルエンザ・パンデミックは「非常に懸念される」、「死亡率が異常に高い」と警告 2025年1月9日

中国疾病予防管理センターが(日本の厚労省格)「2024年12月、中国における公衆衛生上の注意すべき緊急事態に関して」という報告書を公開情報として発表しています。

2024年11月時点で「同国内にて鳥インフルエンザに人間が感染した」との事です。
地域的には上海で23人感染者を確認した。今後同エリア内では家禽(鳥類全般・肉や卵含む)の取引を3年間にわたり禁止する。

恐ろしいことに、感染した23名はそれぞれ5つの鳥インフルエンザに感染していたことが判明しており、【 H9N2鳥インフルエンザ17 例、H5N6鳥インフルエンザ3例、H10N3鳥インフルエンザ1例、H10N5鳥インフルエンザとH3N2季節性インフルエンザ(米国で発見された変異型の通常インフルエンザ)の同時感染1例、輸入された H5N1鳥インフルエンザ1例】

現在、米国を中心に人間が感染した鳥インフルエンザは主にH5N1であり、これが主流だったのですが
今回、別タイプの鳥インフルエンザに人間が感染していたとの事です。※H5N1は輸入例として1件あり。

中国の場合、養鶏場はもとより膨大な数の野鳥が多く生息し、通年ベースで鳥インフルエンザが家禽同士(家禽と動物含む)で感染拡大をしています。
さらに、この先、渡り鳥の南下により日本へも飛来して来ます。

毎度の事ながら当局の発表=手が付けられない状態なので公開したという流れです。
他にも、現地から様々な情報は入って来ていますが、現状裏が取れないため記載しません。

鳥インフルエンザの人間感染パンデミックが起こるとすれば米国からと以前記載しましたが
実は、こちらの大陸の方が相当、様々な状況となっています。

上海と言えば大都市であり、むしろ他の地方エリアの方が発生しているのではと思われます。

 

※春節を迎え、遅延発生する可能性が有る事をご留意ください。

 

 

 

 

中国でHMPV・間質性肺炎を含む急性呼吸器感染症が急増 2025年12月6日

中国疾病管理予防センター(日本の厚労省格)は2024年12月26日、現在、急性呼吸器感染症が増加し続けていると警告しています。

要点をまとめました。

「インフルエンザウイルス」「HMPV(ヒトメタニューモウイルス)」の発生率が高く、急性呼吸器感染症が全国的に増加しており、同時にマイコプラズマウイルスや合胞体ウイルスなどが依然として高水準にある。また、新たなウイルスは出現していない。
中国全土の主要病院で収集された呼吸器サンプル・モニタリングによると、12月に入り特に14歳未満と北部の人々の転移性肺炎の陽性率が大幅に上昇していることが判明と公式発表。

だが、国民(専門家含む)は隠蔽されている部分があると不信感を持つ。
中国における急性呼吸器感染症流行は、間質性肺炎を含むと指摘。
感染者は徐々に増加傾向にあり冬以降は大幅に増加するだろう。
症状はインフルエンザや新型コロナに似ている。

現在、間質性肺炎を治療するワクチンや予防薬等は無い。※欧米医療先進国でも同様。

間質性肺炎は急性呼吸器感染症を引き起こす可能性のあるウイルスで、医療専門家によれば間質性肺炎は人に最も大きな影響を与える3つのウイルスのうちの1つであるにもかかわらず、ほとんどの人には知られておらず、医師は症状に基づいてしか患者を治療できないと警告。

多くの人々は感染しても一旦回復するが、生涯を通じて再発、再感染する症例が有る。

 


26日の公式発表後、SNS上では流行中であるHMPV・間質性肺炎に関する投稿が非常に多く散見されており、いくつか拾うと
具体的な症状は、インフルエンザや新型コロナとほぼ同じではあるも、新型コロナを経験した人によれば、それ以上に苦しむ。
40度以上の高熱が続く。熱が下がっても繰り返し発熱する。
体の痛み、腹痛、頭痛、息切れ、咳、喉の痛み、食欲低下。
火葬場がパンク状態。
北京のSNSユーザーが病院内外を撮影した動画はすさまじい状況となっている。

ヒトメタニューモウイルス(RSウイルスに似ており、主に子供・老人・免疫が低下している人が感染しやすい)
の感染例も非常に多く、同時感染や、ヒトメタニューモウイルスが治った後、間質性肺炎に感染した例も有る。
同時にノロウイルス感染も増加傾向にある。(主に子供・老人が感染)


2023年、間質性肺炎症例が一部出ているという情報は入手していましたが、当時は特に広がりを見せていなかったも
2024年11月には流行の兆しが有り、複合的な感染症も蔓延しているという情報を得ており、実際そのあたりからオーダーの遅延も若干生じていましたが
中国国内の新型コロナパンデミック時に記載した通り、当工場ではパンデミック以降、徹底した衛生管理に加え、就労システムを見直し、大切な職人たちの身を守り続けて来ておりますので現状大事には至っておらず、遅延も想定内の範囲レベルで収まっています。

今までのパンデミック等に対する当局の対応からすると、当局が発表する=手が付けられない状況。

今回、12月26日、当局が公式発表した事により、それまではだんまりを決め込んでいた一般市民(医療従事者・専門家含む)たちがSNSなどを通じて壮絶な状況を発信しています。

以前もお伝えした通り、現在中国国内ではウイルス等に関する発言・発信、報道は政府の機密事項扱いのため規制がかけられており※特に新型コロナ。
ルールを破った国民は、スパイ認定されてしまう事から人々はSNS発信はもとより、知り合い同士が互いに通信・通話・対面で病状を訴えたりする事は出来ませんでした。※通信・通話は全て傍受され、AIが監視している。

しかし、26日の公式発表後は公開情報となり機密事項では無くなったため、人々はうっぷんを晴らすかの如くネット上では発信・発言で溢れかえっています。

背景には国の性質上、監視社会が根底にあり、中国共産党への絶対的服従を国民たちに徹底させるため、信用スコアという制度が近年始まっており
※西側諸国の信用スコアは主にクレジットスコア(クレジットヒストリー)として個人のお金に関する状況を監視するシステム。
中国の信用スコアの場合、個人の社会生活全般が監視されている。おおまかには、悪い行いをするとスコアが低下していき、良い行いをすればスコアは上昇するのですが。
スコアが低下しすぎてしまうと公共機関の乗り物に乗車する事すら出来なくなってしまう反面、良いスコアの人は生きていくうえで様々な優遇措置が施されますので、多くの人々は優良な国民となり、良い評価をして貰いたいと願う状況が発生している。

先のスパイ認定を恐れての件ですが、医療関係者を含む国民たちは、政府の公式発表前に「政府の機密事項(今回はウイルス等。特に新型コロナはタブー)」をSNS発信や人に話してしまうと国家に反逆する不良分子として、信用スコアの低下はもとより当局からマークされてしまう。
また、元々密告社会である事から、密告した人はスコアが上がり、された側はスコアが下がるため
ひたすら黙って政府の対応を待つのみという状況があります。
※中にはお構いなしで発信・発言する人々の存在はある。


WHOは2024年12月30日、中国に対し新型コロナウイルスの流行がどのように始まったのかを理解するため
より多くのデータとデータへのアクセスを提供するよう要求しました。
過去5年間の間に世界中で何百万人もの人々が亡くなり、経済は崩壊し、医療システムは機能不全に陥った。
新型コロナウイルス感染症の起源を理解できるよう、中国に対しデータの共有とアクセスを我々は求め続ける。これは道徳的かつ科学的義務である。
という内容のメッセージを送りました。

対する中国側の返答は意外にも早く同年12月31日、中国共産党外務省は以下のように述べています。
中国は新型コロナウイルスの起源追跡問題に関して最も多くのデータ(科学、公開性、透明性の精神を常に堅持している)にくわえ研究結果を共有していると主張。いかなる形であれ「断固として反対※WHOのメッセージ:データとデータへのアクセスの件」すると何度となく繰り返し、これは「政治的操作」である。

新型コロナウイルス感染症が発生した後、「中国は直ちに流行情報とウイルスの遺伝子配列をWHOや国際社会と共有し、予防、制御、診断、治療の経験を遠慮なく共有し、全社会に貢献した。国際社会の疫病との戦いに多大な貢献をした。」
と、強い口調で述べています。

なお、同年12月初めにWHOは公式発表で「世界は新型コロナウイルス感染症よりも、次のパンデミックに対処する準備が整っているのか」と言及しています。

うがった見方をすれば、WHOはトランプ氏による米国のWHO脱退宣言に関し、中国側に強固な牽制を発動し、我々は中国にも厳しい発言を示せるという姿勢を見せ、引き止めを行ったのではないかと考えられますが、中国側の返答は察するまでも無い。

もし、データへのアクセスが出来れば、欧米の有能な科学者たちが新型コロナに関する根本的な改善策を見いだせる可能性は非常に高いと思うのですが。長年隠蔽し続けてきた真実を今さら公開する事は出来ないという状況も理解できなくは無い。


最後に、信頼できる現地情報筋から得た談話の一部を載せます。
今回の、急性呼吸器感染症は毎度のことではあるが複数の流行性ウイルスが出現し、陽性率は上昇し続けており病院は満床状態にある。
病院の外来および救急部門で検査された陽性病原体は主にインフルエンザウイルス、ヒトメタニューモウイルス、ライノウイルス、マイコプラズマ肺炎、アデノウイルスが最も多い。
主流となっている感染症はインフルエンザウイルスA型だが、上述した他のウイルスと重複感染する事による新たな流行を引き起こしている。

また、長年にわたり蔓延し続けてきた新型コロナウイルスが形を変え、間質性肺炎へと移行しているケースが散見される。
6年以上にわたり蔓延し続けてきた新型コロナウイルスは欧米科学者たちの手により一時的に収束してきたが、後に変異を遂げつつ子孫を残し延命してきた。
パンデミック第一段階として発生した新型コロナウイルスと間質性肺炎は非常なまで発症パターンが酷似しているため、PCのアップデートでデータを単純に上書するようなものだ。
間質性肺炎へ移行する事により、彼らの使命は果たされつつある。

あまり知られていないが、新型コロナウイルス感染者の後遺症として間質性肺炎へと移行し苦しんでいる人たちの存在もある。

 

 

 

☆旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。 2025年元旦
あらためて業務に努めていく所存でございます。
今年も変わらぬご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
本年も皆様のご多幸を心からお祈り申し上げます。

 

 

 ☆本年も残りわずかとなってまいりました。   2023年12月30日

本年も格別のご厚情を賜り、心より感謝申し上げます。

世界的に不安定な社会情勢が続いておりますが
皆様が健やかにお過ごしになれますようお祈り申し上げます。

11月でウイッグオーダー受注開始後、12周年を迎えましたが
これからも販売のみならず、地道に研究開発に勤しんでまいりたい所存でございます。

今後とも変わらぬご愛顧のほどお願い申し上げます。

 

 

 

【続報8】WHOが人間に感染する新型鳥インフルエンザ・パンデミックは「非常に懸念される」、「死亡率が異常に高い」と警告 2024年12月30日

米国で12月、ルイジアナ州にて救急搬送され現在入院中の男性が鳥インフルエンザに感染しており、検査後、米国で初となる「重篤な鳥インフルエンザ症例」が確認されています。

男性感染者は、先述したカナダの感染者同様、それまでの鳥インフルエンザに感染した牛からの感染ではなく自宅裏庭で飼育していた鳥から直接ウイルスに感染したとみられています。

また、今回の重篤なH5N1型鳥インフルエンザは【検査の結果、新たな変異株が人間の上気道細胞(鼻腔から喉頭部分の細胞)へ結合できる術を持っていた事が判明し、人間の上気道細胞に付着するように進化・変異している】とCDC(米疾病予防管理センター※日本の厚労省格)が発表しています。

これにより今後、咳やくしゃみを通じて人から人への感染が容易になる可能性があり、ウイルスが効果的に人間へ感染出来るよう適応しているのではないかとの懸念が生じています。

従来、他の人間間で伝染するウイルスとは異なり、鳥インフルエンザウイルスは通常、人間の上気道の細胞受容体に結合出来なかったため、H5N1が直接人間に感染したり人間間で広まったりする事は起こらなかったのですが、今回の変異を遂げた結果、上気道細胞に付着出来る=他のウイルスの伝染と同じように感染する可能性が出てきたという事になります。

非常に気になる点として、CDCが男性感染者宅で採取した家禽のサンプルを調べたところ、上述した変異体は見つかっておらず【男性が感染後に体内で変化(変異)が現れたことを示唆している】

今後、H5N1に感染する人が増えれば増えるほど、より人間に適したパンデミックウイルスが出現する可能性も高まる。

また、H5N1がさらに変異したり、季節性インフルエンザと再結合したりする能力がある事から予断は許されない。

なお、WHOは本件に関し、人体へのリスクは依然として低いと述べています。※感染例が少ないため。

何故か、新型鳥インフルエンザのヒト感染は米国で多く発生しており時間の経過とともに、より人間に感染しやすくなるようウイルスが巧みに段階を踏みながら変異を遂げており
今まではあり得なかった人間の上気道細胞へ結合できる能力をウイルスが持ってしまったという事は、インフルエンザや新型コロナのような人間同士による伝染が起きる可能性が高まってきたという状況です。
そして、パンデミックが起こるとすれば米国からという流れも今までの経緯からすると想定できます。


2025年1月、米・大統領に就任する共和党のドナルド・トランプ氏は、強固な反ワク(ワクチン反対)思想を自負しており
そして、閣僚予定の厚生長官には、やはり強固な反ワク思想を持つロバート・ケネディ・ジュニア氏を指名。
さらに、WHO脱退を公言していますので、今後の動向は気になります。

ただ、世界トップクラスの医療・科学技術にくわえ、優れたメガファーマー(巨大製薬会社)を持つ米国は、先の新型コロナパンデミックを収束させた経緯がありますので※一部英国との共同開発含む。
おそらく、新たなパンデミックが発生したとしても、米国ファーストのトランプ氏は、ビジネスとして対峙していくのだと思われます。

WHO脱退に関しては、今年初めWHOが提唱したパンデミック協定の締結に関し、巨額の資金提供を求められていたのですが
コロナ禍時、WHOは多額の援助を受けた中国寄りの姿勢を見せていた事に米国は反感を持っていた点にくわえ、さらなる資金提供をしたところで
結果、世界を救うのはWHOではなく米国だという自負があるためWHO脱退は現実味を帯びてきている状況です。

情報収集能力にたけている米国はWHOと同レベルの情報を常時知りえていると考えられ
今後、すべて自国内で完結させていく方法が非常に合理的だと思います。


別件ですが、米・ワシントン州野生ネコ科動物保護センターに保護されていた大型ネコ科動物20頭が鳥インフルエンザに感染し死亡しています。
種別はトラ、クーガー、オオヤマネコ、ボブキャット、その他の大型ネコ科動物。
センターは当面の間、一般の立ち入りを禁止すると発表しています。
今回、分かった事として、ネコ科は鳥インフルエンザウイルスに対し非常に弱く、感染しやすく初期症状は軽微ではあるも、その後急速に症状は悪化し24時間内に肺炎など重篤な症状を引き起こし亡くなるとの事です。

 

 

 

※英国で「川崎型ノロウイルス」が感染拡大 2024年12月28日

英国・UKHSA(英国保健安全保障庁)によると現在、感染力の強い「川崎型ノロウイルス」の感染が急増していると警告を促しています。

「川崎型」と呼ばれるノロウイルス変異株が現在、全症例の約70%を占めており
直近の2週間で20%近くノロウイルスの感染が増加しています。

※川崎型というノロウイルスは、 GII.17の変異株であり、2014年3月に日本の健康安全研究所が新たな遺伝子型を含むノロウイルスとして世界で初めて確認されたウイルスで、世界的に川崎型「GII.P17-GII.17」 という遺伝子型に命名されています。

上述した内容・数値は約1か月前のものです。当時、英国内で川崎型が流行しているという状況を把握していたのですが
忙しかったため監視だけはしていたも、ここにきて英国内ではさらに蔓延しており、過去10年間の冬季における感染率が最も高くなっています。
英国保健安全保障庁(UKHSA)によれば、感染者数と入院者数は増加傾向にあり医療施設がパンク寸前状態との事です。

日本では現在トリプルデミック(マイコプラズマ肺炎、新型コロナウイルス、インフルエンザ)が流行中ですが
英国ではクアッドデミック(新型コロナウイルス、インフルエンザ、RSウイルス、ノロウイルス)※RSウイルスは日本でも流行中。
が日本以上に蔓延しております。

ここにきて、他のアジア諸国でも散見されるようになってきましたので、おそらく日本でも正月前後の民族大移動によりノロウイルスの感染が広がる可能性は考えられます。

おもに、感染者との濃厚接触。ウイルスが付着した物体や表面を触れた後、口を触る。感染した手で食べ物を口にする。ノロウイルス感染者が扱った食品を食べる事等で感染します。

ノロウイルスしかり多くの多くのウイルスを予防するためには、「手洗い・うがい・マスク」これが基本です。
冬場は手洗いが億劫になりますが、苦しい思いをしたくなければ実行するのも一法かと思います。

別件で、現在中国本土では新たなウイルスが蔓延中でパンデミック手前状態となっており、変異株が誕生すると致死率1%が43%に跳ね上がるとの事で、現代医学では治療法も無く、為す術が無い状況となっています。

また、深刻な状況にある米国の鳥インフルエンザ情報に続き後ほど順番で記事上げします。

 

「手洗い・うがい・マスク」これは絶対に必要です。

 

 

 

☆ダイソーのテーブルクロスで二重窓化&断熱成功 2024年12月23日

※画像はクリックで拡大できます。

 

年の瀬を迎え、日に日に寒さが厳しくなってまいりましたが
なんと!【ダイソー・テーブルクロスを使用し二重窓化する事により超コスパ最強で断熱効果が得られる方法を偶然発見し検証後実用化しましたのでご参考まで】
用意するものは「ダイソーのテーブルクロス+マスキングテープ(家庭のり)+メジャー+カッターのみ」
※賃貸でもテープ跡を処理できれば使用可能です。

要点をまとめました。

100均、特にダイソーのテーブルクロスは100円なのにもかかわらずサイズが120㎝×150㎝と大きく二重窓化するにはコスパ最強。

引き違い窓(主に2枚のサッシガラスを左右に開けるよくあるタイプ)
あるいは固定窓にも使用できる。
引き違い窓の場合、リビングなどにあるタイプはガラス面全長が約180㎝以上あるため継ぎ足しが必要。
だが、横幅は大きなガラスでも継ぎ足し無し。
腰高窓の場合(小さめの約正方形タイプの引き違い窓の場合継ぎ足し無しでOK)

引き違い窓の構造上、【正面から見るとガラスとガラスを枠組みしているサッシ部分との間には
おおよそ約1㎝程度の差があり、この空間を利用しサッシ側(室内内側部分)にテーブルクロスを貼り付け二重窓化する】
そして、ガラス面と約1㎝離れたサッシ部分にダイソーで購入したテーブルクロスを貼り付けることにより中空層(空間)が出来、断熱効果が得られる仕組み。※詳細後述。

100均テーブルクロスのスペックはというと、ダイソー:120㎝×150㎝。キャンドゥ・セリア:135㎝×135㎝。
両方購入したも、キャンドゥ・セリアの方がダイソーよりやや厚みはあり、全体的にしっかりした造りとなっているが、今回、サッシ部分にテーブルクロスを貼り付け、窓ガラスとの間隔を開けることが目的なので空気を通さない
ポリエチレン素材ならどちらでも構わないが、縦幅が150㎝あるダイソー製の場合、大きくない腰高窓の縦幅に収まる。
また、長い縦幅ガラスの場合、どのみち長さは足りなくなるので継ぎ足しが必用となるが
約1㎝を重ね合わせ両面をセロテープ等で接着した場合、外から見てもさほど気にならなず、薄い素材の方が目立たない。


☆作り方。
*室内側から見て、窓ガラス部分と枠組みのサッシ部分の状態を見てテーブルクロスをサッシ部分に貼り付けたさい
ガラスとサッシ部分に中空層(空間)が出来るかどうかを確認→テーブルクロスを貼る場合
【ガラス面に直貼りするとまったく意味はないので絶対にガラス面に直貼りしてはならない】
※重要※ガラス面を超えサッシ部分に1㎝~1.5㎝かかった状態のサイズでテーブルクロスをカット。
※縦長ガラスの場合、下側で継ぎ足しが必要となる(冬場のみ使用なため強度を必要としない事から継ぎ足しで重なり合う部分は約1㎝程度)
この場合、継ぎ足し部分を含め全体サイズを貼り付け前に必ず確認。


*貼り付け
障子紙の貼り付け同様、一番重要なのは上部の貼り付け部分がポイントで、下側までのよれ・歪みなどが無い事を確認。
そして上部から左右全体の仮止めを行うが、色々試したところ、DIY慣れして無い人でも綺麗に仕上げられる最善の方法として
事務用の家庭のりをサッシ部分に塗り(カットしたテーブルクロスをサッシ部分に貼り付ける場所だけ)テーブルクロスを仮止めしていけば、薄い素材だけに必ず生じるよれや歪みを簡単に修正できる。
※上部は重力がかかるためマスキングテープで数か所サポート的に仮止めをする。

仮止めが出来たらガラスの表裏を確認。
仕上げとしてマスキングテープを使いサッシにテーブルクロスの端部分を接着する。※マスキングテープは粘着力が弱いのでビニールテープでもOK。但し、はがした後の処理は手間がかかると思われる。

※重要※テーブルクロスのカットは必ずガラス面のサイズではなく、サッシにかかるよう少し大きめのサイズでカットする。
あくまでもガラス面を超えたサッシ部分に接着するため。

※この状態で二重窓化でき、中空層が出来ている状態を確認。
※当方ダイソーで購入したマスキングテープを使用したも、色は白・黄・黒・ダークグレーが有った。
コスパを追求するのであれば白か黄色は長さがあるためお勧め。
ネット上ではダークブラウン等各色有るのでテープの色を合わせれば接着部の色は目立たない。
以上で完成。

参考までにホームセンターで売られているロールタイプの切り売りテーブルクロスは約1メートル四方で1000円。
ダイソー製より厚みがあり、折り目が無いため綺麗に仕上げることは可能だが
ガラス戸の開閉が出来なくなる可能性有りなので要確認。
逆に固定窓などは有効。

100均のテーブルクロス状況はというと、ダイソーは10種類くらいあり、他100均は数種類程度。

※高断熱化された最近の住宅やペアガラス・二重窓を使用されている方には無縁の話となります。
※温度計測に使用したものはピンポイントで指定部位温度を測れるレーザー温度計。
そして、指定部位を-50度~+300度まで測れる温度計を使用したも
レーザータイプはテーブルクロスを貫通してガラス表面を計測してしまうため却下。
後者の温度計でテーブルクロス表面とテーブルクロスを一部はがしたガラス表面部分を計測した結果、室内側テーブルクロス部分の温度は12.9度。そして、室内側ガラス面温度は10.2度。
※日中は太陽光が差すためガラス面は暖かくなっているので、夜間はガラス面が冷却するため夜間計測。

**********

先日、知り合いの大工さんと会ったさい、たまたまプチプチを窓に貼れば断熱できるのは本当なのか等、雑談ネタとして振ったところ、以下のような回答がありました。

窓ガラスにプチプチを貼れば確かに断熱効果は有る。しかし、皆がやっているガラスに直貼りした場合、プチプチの気泡部分以外は薄いポリエチレンシートなので、その部分はガラス面と同じ温度になるため気泡部分以外からの断熱効果は得られない事から微妙。
ただ、プチプチを2枚、表裏を交互に重ねてガラス部分に貼れば全体的な中空層(空間)ができる事によりガラス面の冷気を空間が留めるので断熱効果は上がる。

 

重ねることにより、気泡部分以外のポリエチレンシート部分も若干気泡状態になるので、この場合効果は実感できる。
また、プチプチは約3.5mm幅であり1枚貼るより上述のように2枚貼り付けた方が良い。
だが、現実的にプチプチを2枚、引き違い窓のガラスに貼り付けた場合、物によっては窓の開閉ができにくくなるケースがある。

【断熱をするさい、意図的に作り上げた空間部分の幅1㎝はコンクリート幅10㎝と同じなので
1㎝の中空層を作れれば断熱効果は有る】
良い例として、近年の住宅で使用されているペアガラス(サッシ内のガラスを二重にして間に中空層を作り出す)仕様などは断熱効果が得られる。
しかし、古い住宅は1枚ガラス。また、賃貸住宅などは新築でも施主が設備費用を削減するため
1枚ガラスのところもわりと有る。

---------

個人的に、窓断熱はしてみたいなという思いは有ったものの、プチプチを窓ガラスに貼り付けている住宅を外から見た事が有るのですが。 ちょっと・・・という印象があり躊躇していた。

YouTubeで断熱関連動画を確認したものの、現在はプチプチでは無く、ホームセンターで売られている別用途の中空素材を流用した手間暇のかかるDIY系か、おしゃれな専用製品の紹介が主流となっていますが
部屋数が多ければ割と費用が掛かる点とシーズンオフの収納を考えると悩ましい状況が有った。
※テーブルクロスの場合、シーズン終了で処分するか、収納したとしてせいぜい雑誌数冊分程度なのでかさばらない。

後日、別件でダイソー大型店へ行き、たまたま目に留まったテーブルクロスを見た瞬間
これをサッシ部分に貼り付けて二重窓化すればガラスとの間に中空層ができ、なんちゃってペアガラス状態になるのでは?
素材自体がペラペラでも空気さえ通さなければ大丈夫なのでは?
むしろ、薄い方が引き違い窓の開閉に支障をきたさないのでは?と考えマスキングテープとテーブルクロスを購入し、帰宅後サッシとガラスとの間が1.2㎝有ることを確認し、貼り付けてみたところ効果は確かに有りました。
断熱効果は温度計を使用せずとも、日が沈んだ後の夜間に完成した状態のテーブルクロス表面部分へ軽く手を当てた後、そのまま手をガラス面に押し付ければ温度の違いは明白です。※テーブルクロスは引っ張って伸びる素材なため可能。
特に暖房を切った後も暖かさの余韻が、従来より残っている感じがします。
おそらく、窓ガラス断熱をしていない場合、常時ガラス面の冷気を暖房で抑えつつ部屋を暖めているため、暖房を切った瞬間、窓からの冷気が勢いを増してくるので、今までは室内温度が急低下していたのだと思います。


補足として、窓ガラス周辺に隙間がある場合は完全に塞いだ方が良いです。
100均の場合、隙間テープはスポンジにテープが付いた従来型ロール巻きタイプが主流ですが
セリアだけは見栄えの良い、シリコン・ゴム系のホームセンターで売られている業務用部材的なものが3種類販売されてました。
あと、意外な盲点として窓ガラスのサッシ部分はアルミで出来ており、アルミはガラス以上に熱伝導率が高いため、万全を期すならば室内側のサッシ部分へプチプチをカットして直接貼り付けるのも一法です。

電気光熱費が高騰している昨今の状況下、皆様のお役に立てれば幸いです。

 

 

 

 

【続報7】WHOが人間に感染する新型鳥インフルエンザ・パンデミックは「非常に懸念される」、「死亡率が異常に高い」と警告 2024年11月23日

2024年11月、カナダ在住・10代の若者が、人間への感染力がより強い可能性のある、高病原性H5N1ウイルス変異株(新型鳥インフルエンザ変異株)に感染しています。
トップクラスの権威者である英・オックスフォード大学・クリス・ダイ教授によれば「これは大規模なパンデミックが発生する直前に起こる兆候だ」
「時としてウイルスは一時的に消え去る事はあるが、病原体が予期せぬ方法で生き残り、爆発的に拡大する事もある」
「ウイルス側はすでに破滅的な鳥インフルエンザ・パンデミックを引き起こす準備ができているが、我々人類にはまだ準備ができていない」
「世界は、瀬戸際に立たされているかもしれない」と述べています。

※鳥インフルエンザが人間に感染した経緯等は過去記事と重複しますので割愛します。

なお、H5N1型(新型鳥インフルエンザ変異株)に感染した10代の若者は基礎疾患が無く健康体だった。
また、これまでの経緯によると、今までの感染者はほぼ酪農・養鶏業者だったが若者はまったく無関係だったも、犬・猫・爬虫類に接していた事が分かっています。

先述しましたが、季節性インフルエンザと鳥インフルエンザに同時感染すると
人間同士での感染力が強まり、大規模な流行を引き起こす可能性があるとされていますので
注意が必要かと思います。

 

 

 

 

※WHO、結核の感染者数が過去最高820万人に達し、現在「感染症で最大の死因」と警告 2024年11月11日

WHOは、結核に関し昨年からの感染者数が過去最高の820万人に達し、現在「感染症で最大の死因をもたらす」と警告。

世界中で結核の感染者数が急増してる件に関し「新型コロナウイルス感染症を上回り、主要な死因を引き起こす感染症になる」との事です。

要点をまとめました。

WHOのデータによれば、2022年の結核感染者数は132万人。2023年には125万人に減少していた。
しかし、2023年~2024年現時点において感染者数は820万人に達している。
結核は完治までに何年もかかるため、新たな感染者、死亡者等に関する全体的な影響は把握しずらく状況の変化を人々は感じられない可能性が高い。

UKHSA(英国保健安全保障庁※日本の厚労省格)が発表したデータによると、英国でも結核感染者数が増加しており
2024年の感染者数は昨年より7%増加している。
また、昨年の感染者数が前年比11%増加したことを非常に懸念し、解明するため調査を開始した。
この傾向が続けば、2024年には昨年の英国における感染者数4800人を上回る可能性がある。※昨年の感染者数は2017年以降で最多の数字だった。
国民たちには、長引く咳やインフルエンザのような症状がある場合、直ぐに医師の診察を受けるよう警告を出した。

また、UKHSA・結核部門責任者、エスター・ロビンソン博士は「発熱を伴う持続的な咳のすべてがインフルエンザや新型コロナによるものではない」
「通常、粘液が混じり3週間以上続く咳は、結核を含むさまざまな病気によって引き起こされている可能性がある」と述べた。
結核は世界の一部地域、特に都市部や貧困地域でより感染拡大の傾向がある。

今回、英国内で発見された結核菌は、【他国から英国に持ち込まれた症例であることが分かっている】

結核は感染者の咳やくしゃみによって広がり、体の他の部分に侵入することもある。だが、ほとんどの場合は肺で発症する。
結核に関する様々な研究結果によれば「感染した人が症状を示さなくても、ただ呼吸するだけで受動的に他人へ感染する可能性がある」

具体的な初期症状は「咳、発熱、寝汗、体重減少など」

重度の結核感染症例の場合、臓器を内側から破壊し、出血や体液の充満を引き起こして死に至るケースがある。
結核は、体力が低下している人、化学療法を受けている人など、免疫力が低下している人や、一般的に感染しやすい幼児や高齢者にとって特に危険だ。

BCGワクチンと呼ばれる注射は結核の感染を予防するが、感染リスクが高い人にのみ接種される。


結核は、世界で最も致命的な感染症の一つであり、致死率は6人に一人が命を落とす病です。
大昔の日本でも流行した時期があり、不治の病と恐れられていた経緯はあるものの、近年では過去の話となっていましたが
ここにきて世界中で感染者が急増している状況となっています。
結核に感染すると息や咳をしただけで周囲の人間が感染するほどの威力を持っており、感染後の治療期間は6~9か月かかり
治癒後、体力や免疫が低下したさい再発する恐れもあります。
また、結核菌が体内の臓器全てに感染するケースも報告されており、脳に感染した場合、後遺症が残るとされています。
一般的には肺で感染し、肺から得られる栄養分をもとに菌は成長するため感染してしまうと非常に厄介な状態となります。
万が一にも結核が日本で広がりを見せた場合、感染者は職場や学校へ行くことが出来なくなると思われます。
新型コロナの比ではないため、長期間隔離状態になる恐れも想定されます。

今回、UKHSA(英国保健安全保障庁※日本の厚労省格)が発表したデータも使用していますが
以前からお伝えしている通り、英国は人間に悪影響をもたらす様々なウイルスや病に関し、いち早く国民向けに具体的な症例等をもとに注意を呼び掛けています。
過去記事と重複しますので割愛しますが、他国から見ると、英国はなんて国民思いの素晴らしい国なんだ。と思われるでしょうが
実は、英国の医療費は無料なんです。※国立病院限定。
しかし、国立病院の数はそもそも少なく、人々が初診の予約を入れると約3か月待ち。そしてその後の診察予約を入れると、また3か月待ち。
ただ、お金のある層は民間病院へ行き自費で手厚い治療を迅速に受けられる。
結果、制度として理想的ではあるものの、多くの国民たちは英国の医療制度に関して非常な不満を持っている。

また、UKHSAは国民たちの生命を脅かすウイルスや病が発見されたさいには、国民向けにメッセージを発信している。
これは何故かというと、当然の事ながら当局は自国内の医療問題を熟知しているため
【現在、危険なウイルス等が発生しています。民間病院へ行けない多くの国民たちは自力で対処してください ※多くのウイルス等は手洗い・うがい・マスク着用で防げる可能性が高いため】という事。
困難が伴う制度改革をしない限り、医療費無料の国立医療機関はただでさえパンクしている状態だけに、事あるごとに強いメッセージを国民へ送っているわけなんです。

本来であれば、世界最先端の医療・科学技術を持つ英国が、日夜ウイルス等を監視し続けた結果得られた情報は、基本国家の機密事項であり、簡単には公表しないのですが、せざる得ないお家事情があり、現在世界の中で唯一ウイルスに関する情報を公開している国は英国だけ。

逆に捉えると英国が自国民向けに発している公開情報は
人種は異なるも同じ人間である日本人にしてみたら、非常にありがたい話なんです。
英国で発生したウイルス事例等は、日本でも流行る可能性が高く
最近は訪日観光客も増加し、ウイルスも世界を股にかけシャッフル状態となっておりますので、新型コロナの比ではない結核には十分気を付けた方がよろしいかと。
※中国で結核が広がった場合、確実にオーダーの遅延は生じます事をご留意ください。